ドローン防災スペシャリスト教育について

１.ドローン防災スペシャリスト教育の目的

本講習は2024年の能登半島地震における災害支援の経験から得られた知見を防災関連機関やドローン事業主等に共有することに加え、災害時に適切にドローンを運用するだけでなく、防災関係機関と現場のドローン事業主等の運用調整を行えるよう教育を行い、災害時に効果的かつ組織的にドローンによる災害支援活動を行える人材を育成することが目的です。

２.これまでの防災関連のドローン資格との違い

これまでの防災関連のドローン資格はドローン操縦に関する知識・技能の教育にとどまっていました。しかし、能登半島地震のような大規模な災害対応を行う場合、従来の教育ではドローン事業主、操縦者においても、自治体等の防災関係者においてもドローンを運用し、効果的かつ組織的な災害対応を行うには知識・技能が不足していることが明らかとなりました。
そのため本講習は従来の資格とは異なり、ドローンの操縦技能にとどまることのない幅広い知識を習得することを目的としています。

主な講習内容は以下の通りです。
・防災の基礎知識
・関連組織
・関連法令
・ドローン事業者の活用
・災害対応時の留意事項

３.主な対象者

本講習の受講にあたって、民間・国家問わず、いかなるドローンライセンスも不要です。ドローン完全未経験の方でも受講できます。また、講習はe-ラーニングで行われるため、青森県内に限らず日本全国どこからでもどなたでも受講いただけます。

主な対象者は以下の通りです。
・自治体職員
・自衛隊員
・警察官
・消防士、消防団員
・海上保安官
・DMAT職員
・自主防災組織（防災NPO、防⽕クラブ等）に所属する住⺠
・ドローン事業者
・ドローンによる災害対応に興味のある方

４.受講にあたって

受講料金、講習期間は以下の通りです。

受講にあたってご用意いただくもの
・カメラ付きPC、スマホ、タブレット等（e-ラーニング受講用）
・E-mailアドレス
・JUIDA操縦ライセンス/安全運行管理者ライセンスの証明書、もしくはスクリーンショット等（JUIDA会員の方のみ）

注意事項は以下をご参照ください。
・お支払いは銀行振込、もしくは現金のみの対応となります。お支払い確認後、ご提示いただいたE-mailアドレスにご招待メールを送信いたします。
また、大変恐縮ですが振込手数料はお客様負担となりますことご了承ください。
・各章ごとに確認テストがございます。確認テスト合格後、次章の視聴が可能となります。
・本講習をスマホ等で受講する場合、確認テストの受講ができない場合がございます。
確認テストはカメラ付きのPCで受講してください。
・会員価格の対象はJUIDA個人会員のみとなります。
受講生がJUIDA法人会員企業の所属であっても、JUIDA個人会員でない場合は非会員価格のご案内となりますことご了承ください。

５.受講後

本講習修了後、受講修了証（電子データ）が発行されます。
また、本講習は受講修了後も有効期限内は何度でも繰り返しご視聴可能です。有効期間はユーザー登録から3年間です。

本講習は３年ごとに更新教育（5,000円）が必要となります。更新を希望される受講生は必ず有効期間満了前に更新教育を修了してください。更新教育の有効期間は3年間となっております。また、更新教育を受講される場合は、直接マイページからお手続き可能です。